「Gemini PDA」のスペックと評価や評判のレビュー情報
- 2019/03/08
- 12:39

「Gemini PDA」は、Planet Computersが開発したPDAタイプのSimロックフリースマートフォンです。プロセッサーは、10コア64bitに対応したMediatek MT6797X Helio X27を採用、4GBメモリ、64GBストレージを搭載しておりミドルハイクラスに匹敵する性能を誇ります。また、QWERTY配列の物理キーボードと大容量バッテリを搭載することで外出先において快適なモバイル環境が利用可能です。
「Gemini PDA」の概要
「Gemini PDA」の仕様
・「Gemini PDA」の基本スペック
・「Gemini PDA」の筐体
・「Gemini PDA」の詳細スペック
「Gemini PDA」の主な機能
「Gemini PDA」の特徴
・Helio X27プロセッサ搭載
・高精細マルチタッチ液晶
・QWERTYキーボード搭載
・LEDインフォメーション機能
・4,220mAhバッテリ搭載
「Gemini PDA」の評価
【「Gemini PDA」の概要】
「Gemini PDA」は、Planet ComputersのSimロックフリースマートフォンとして、2018年12月23日から正規代理店(株式会社リンクスインターナショナル)にて日本国内向けに販売(2019年3月9日から日本語かな印字モデルも追加発売)を開始。基本スペックは、Mediatek MT6797X Helio X27プロセッサ、5.99インチ(FHD+)ディスプレイ、前面に500万画素カメラを搭載しています。国内市場向けのカラーバリエーションは「メタル」のみとなっています。
本製品は、クラウドファンディングを利用して製品化を果たしたAndroid OSベースのPDAです。コンパクトなボディーにキーピッチを約14mm確保したQWERTY配列のメンブレンキーボード搭載しています。また、ディスプレイを開くと本体後部がせり出すギミックな作りになっています。更に4,220mAhの大容量バッテリーを内蔵しているのでバッテリ切れを気にせず利用できるモバイルシーンに最適なPDAタイプのスマートフォンす。
【「Gemini PDA」の仕様】
■「Gemini PDA」の基本スペック
OS: Android OS
CPU:Mediatek MT6797X Helio X27
GPU:Quad Core ARM Mali T880 MP4
RAM:4GB
ROM:64GB
ディスプレイ:5.99インチTFT液晶(マルチタッチ対応)
解像度: 2160×1080 FHD+(アスペクト比18:9)
カメラ(前面):500万画素
WiFi:IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth:Ver 4.1
SDカード:microSD
外部端子:USB Type-C×2、3.5mmオーディオジャック
SIM:nanoSIM(eSIM互換)
入力デバイス:QWERTYキーボード(キーピッチ14mm)
オーディオ:ステレオスピーカー、マイクロフォン
バッテリ:4,220mAh
サイズ:約171.4×79.3×15.1mm
重量:約310g
■「Gemini PDA」の筐体
▶カラーバリエーション:
・メタル
■「Gemini PDA」の詳細スペック
■MT6797X Helio X27プロセッサ搭載
プロセッサは、Mediatek社のMediatek MT6797X Helio X27(2.6GHz×2+2.0GHz×4+1.6GHz×4)を搭載。RAMは4GB、ROM64GBを搭載している。外部ストレージはmicroSDカードスロットを搭載。
■5.99インチディスプレイ搭載
ディスプレイは、5.99インチ(マルチタッチ対応)TFT液晶面を搭載。解像度はアスペクト比18:9でFHD+(2160×1080)を搭載。
■大容量バッテリー搭載
4,220mAhの大容量のバッテリーを搭載。また、OTGに対応したUSB Type-Cコネクタを2ポート搭載。※本体右側面のUSB Type-Cポートは充電に対応していません。
■500万画素カメラ搭載
カメラは本体前面に500万画素レンズカメラを搭載。
■対応周波数(バンド)
対応する周波数は、4Gが1/2/3/4/5/7/12/17/20/41、WCDMAが900/2100MHz、CDMAが850/1900MHz BC0 BC1+ EVDO、3Gが850/900/1800/1900MHzに対応してます。SIMカードスロットは、eSIM互換のnanoサイズ×1基を装備。
■各種センサー
AGPS、加速度センサー、光センサー、ジャイロ、磁気センサーを搭載。
■付属品
同梱品は、ACアダプタ、充電用Type-Cケーブル、カバーリムーバブルツール、Planetステッカー、マイクロファイバークロス、クイックスタートガイドが付属。
【「Gemini PDA」の主な機能】
■対応機能
・Bluetooth
・テザリング
・物理キーボード
■非対応機能
・おサイフケータイ
・ワンセグ
・NFC
・防水/防塵
・指紋センサー
・赤外線通信
※当製品は、「ワンセグ」「おサイフケータイ」機能と「防水/防塵」「赤外線通信」などの機能は搭載されていません。当該機能が必要な方は注意してください。
【「Gemini PDA」の特徴】
当製品はPlanet Computersが開発した物理キーボードを搭載したSimロックフリースマートフォンです。各小売店やインタネットショッピングサイト等が取扱い販売をしています。
■Helio X27プロセッサ搭載
「Gemini PDA」は、MediaTek社のハイエンドモバイル向けプロセッサーのMT6797X Helio X27(ARM Cortex-A73 2.6GHz×2、ARM Cortex-A53 2.2GHz×4、ARM Cortex-A35 1.6GHz×4)を搭載しており、CPU性能や3D性能は、Qualcomm社のミドルハイクラス向けSocの性能に匹敵します。また、メモリは4GB、ストレージは64GBを搭載しています。拡張ストレージはmicro SDカードスロットを搭載しています。
■高精細マルチタッチ液晶
5.99インチの大型パネルを搭載しているにも関わらず画素表示密度は403ppiとなり高精細な表示を実現します。また、マルチタッチに対応した液晶パネルは、最大2160×1080の超高解像度に対応しています。
■QWERTYキーボード搭載
「Gemini PDA」は、コンパクトな筐体に、約14mmのキーピッチを確保したQWERTY配列のキーボードを搭載しています。キースイッチにはメンブレンを採用することで軽快なタッチタイピングを実現しています。また、ディスプレイを開くと背面後部がせり出しテーブルの上に置いた際にキーボードに傾斜がつくのでキータイピングの操作性が向上します。更に「かな印字」を施したUSキーボード配列/日本語かな印字モデルが日本市場向けに追加で用意されています。
■LEDインフォメーション機能
インフォメーション機能を備えた5つの高輝度RGB LEDを備えています。専用アプリ「LEDison」により、LED発光パターンを選択はもちろん、任意のカラーでカスタマズして各種通知設定を割り当てることができます。
■4,220mAhバッテリ搭載
コンパクトなボディーに4,220mAhの大容量バッテリを搭載しており、外出先でも充電を気にせずに利用することができます。また、本体の左右側面には、OTG(USB On-The-Go)に対応したUSB Type-Cポートが合計2基搭載されており、充電用のACアダプタに加えて、USBメモリ、マウス、LAN、HDMIといった各種周辺機器を接続することが可能です。
【「Gemini PDA」の評価】
「Gemini PDA」は、Planet Computersがクラウドファンディングを利用して開発・製品化を実現した横型クラムシェルのAndroid OS搭載スマートフォンです。当機は製品化後早々にグローバル展開されていましたが、日本市場においては遅れること数ヶ月、2018年12月23日(日本語かな印字モデルは2019年3月9日)にようやく国内代理店経由の正規品販売が開始となっています。
今回登場した「Gemini PDA」の本体サイズは、W171.4mm×D79.3mm×H15.1mmで重量は約310gのコンパクトサイズでありながら、ノートPCのキーボードをそのまま縮小したような物理キーボード搭載しています。キーピッチは約14mmで、それぞれのキーは独立したメンブレンのキースイッチを採用、更にディスプレイを開くと傾斜がつくギミックな設計になっておりキー入力の操作性もある程度確保されています。
主なスペックは、5.99インチFHD+(2160×1080ドット)ディスプレー、メモリー4GB、ストレージ64GB、4220mAhバッテリーとなっています。プロセッサーは、Mediatek社のハイスペックモバイル向け「MT6797X Helio X27」を採用しています。Qualcomm社のSocと単純な比較は出来ませんが例えるならば「Snapdragon 820」に若干劣る程度の性能は備えているようです。昨今の一般的なスマートフォンのミドルハイクラスの性能は上回っていると思って良いでしょう。
なお、かつてデジタルフリークに人気のあったPDA「PISON」を彷彿とさせるデザインとギミックな作りが採用されていますが、実はPSION社の元創業者と当時のデザイナーが「Gemini PDA」の開発に参加していることが明らかになっています。まさに「PSION」がAndroid版で復活したと言ったところでしょうか。
(追記:2019年3月1日)
2019年3月9日からUSキーボード配列/日本語かな印字モデルも追加発売することがアナウンスされています。なお、キートップに「かな印字」を施しただけで、昨年から発売されている従来モデルとスマートフォン自体の仕様は同じとなっています。
※詳細および注意事項等はPlanet Computersの公式サイトにてご確認下さい。
SOURCE Planet Computers
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